画像引用元コマツ公式ページ:URL
http://www.komatsu.co.jp/CompanyInfo/press/2008052816423905689.html

世界で一番大きいダンプカーは日本の重機建設メーカーであるコマツがアメリカにある支社で開発生産した960Eです。超巨大ダンプカーである960Eは大積載量327トン、高さは7.3Mの大きさで2階建ての一般的な住居より大きなダンプカーです。

この巨大ダンプカーの重さは202トンもあり、一般的な10トントラックで換算すると20台分もあります。大きなタイヤの直径は4mであり、一つのタイヤだけで80トンの重量に耐えることができ、象14頭分の重さを支えることができます。

積載スペースの大きさに関して言えば小学生が7400人乗っても自走が可能であり十分な積載量を搭載した電気駆動式ダンプカーといえます。

コマツ960Eの基本性能 驚きのエンジン出力2700馬力

ではこの960Eの基本性能について説明します。960Eのエンジンは60000CCの超大型ディーゼルエンジンで2700馬力を誇る超パワーのエンジンです。

このエンジンから出るパワーで発電して電気を作りホイール内部のモーターでタイヤを動かして最高速度64.5キロのスピードで走ることができます。

ちなみにこの速度は自衛隊の10式戦車の最高速度が70キロであるのに対してこの巨体で64.5キロの速度で走りぬけるのには脅威を感じます。

遠隔操作で走行することができる960E

そして、このダンプカーの最大の特徴は無人で自走することができることです。

目的地まで砕石場や鉄鉱場にある管制室で遠隔操作することで走行し、GPSで周囲のトラックや重機を判別しているため衝突の危険性が無く、やむを得ず人がこの巨大ダンプの前を横切ったとしても障害物センサーにより自動的に緊急停止する機能が搭載されています。

このダンプカーが働いている現場は主に砕石場や鉄鉱場で鉄鉱石や石灰石等を運ぶ仕事に従事しています。基本的には砕石場や鉄鉱場にある管制室で遠隔操作して現場まで移動させ、鉄鋼石を受け取り、鉄鉱石を加工する加工所まで運びます。

ダンプには運転席もあり二人乗りで、遠隔操作にトラブルが起きた場合に備えて有人でダンプを運転操作することもできます。

このダンプカーの値段は1台で5億円となりますが、砕石場や鉄鉱場で働く作業員の事故の保障や一度に持ち運べる鉱石や石灰石の量を他のダンプカーと比べると安い値段となっています。特に鉄鉱場や砕石場は作業員の事故が多い為に無人の重機を投入する企業が増えています。